植物園めぐり [植物園・自然園]
東北大学植物園
5月8日 快晴の日を選んで仙台市へ向かう。今日はいつもの仲間に新しく一人加わった。行き先は東北大学植物園と仙台市野草園。野草園は3回目だが東北大植物園は初めて。一番の目的は写真の左端・円内の画像。花はこの時期だろうが、果たして出会えるのかわからない。
宜しかったら・・・・・続きをご覧下さい。
☆☆☆☆☆☆ 東北大植物園で出会った 主な花たち ☆☆☆☆☆☆
オトコヨウゾメ(スイカズラ科 ガマズミ属)
ヨウゾメはヨツズミの訛ったもの。ヨツは四つの意味で枝の先端がおよそ4本に分かれていることからの名と言う。ガマズミのことを "ヨウゾメ" と呼ぶところもあるらしいが、どうして男~オトコ~がついているのかは不明。
サラサドウダン(ツツジ科 ドウダンツツジ属)
名札には2枚とも "サラサドウダン" とあったが、右写真の花を "シロバナフウリンツツジ” と区別して標記している植物園もあるようだ。
ゴマキ(スイカズラ科 ガマズミ属)
茎や葉をもむとゴマに似た強いにおいがすることから ~胡麻木~ との名がついたという。日本固有種。
ナンキンナナカマド(バラ科 ナナカマド属)
別名 "コバノナナカマド" で、ナナカマドより小型なのでナンキン~小さく愛らしいという冠~がついたといわれる。葉柄のつけねにある托葉が特徴。托葉は小さな楕円形~歯牙縁で大きな半円形をしている。
ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科 スイカズラ属)
山地に自生する落葉低木で日本固有種。ウグイスカグラの枝や葉、花冠は無毛だが、ミヤマウグイスカグラには毛が密生している(果実にも繊毛が密生している)。
ホタルカズラ(ムラサキ科 ムラサキ属)
奥多摩にある花の百名山 ~生藤山(しょうとうざん 標高990m)~ を代表する花と言われている。北多摩や南多摩、西多摩などでは絶滅危惧種に指定されている。
ミツガシワ(ミツガシワ科 ミツガシワ属)
北半球の主として寒冷地に分布し、湿地や浅い水中に生える。 氷期の頃に堆積した地層からこの種子が多量に出ることがある。
***~~~ やっと 見つけました ~~****
ヨウシュンラン(ラン科キンラン属)
花の形は羽を広げて大空を飛ぶ鳥を思い起こさせる。和名の "ユウシュン" は、命名者である植物学者の工藤祐舜氏に因むという。
ギンランの葉が退化して鱗片状になった変種とされている(別の種にと言う説もある)。北海道から九州に生育するが、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類に分類されている。
☆☆☆☆☆☆ 仙台市野草園で出会った 主な花たち ☆☆☆☆☆☆
仙台市野草園の入口にある珪化木
宅地造成で掘り出された約5トンの化石。セコイアかメタセコイアのどちらかと説明にある。この野草園には、6年ほど前に春と夏の2度来ている。
イチハツ(アヤメ科 アヤメ属)
中国原産の帰化植物。アヤメの仲間で一番先に咲くので、"一初~イチハツ~"との名がついたという。外花被の基部から中央にかけて "とさか状" の突起があるのが特徴。
ムサシアブミ(サトイモ科 テンナンショウ属)
葉柄の間から葉より低い花茎をだして "肉穂花序” をつける。和名~武蔵鐙~は、昔、武蔵の国で作られた鐙の形に似ていることから付けられた名。
ハンカチノキ(ミズキ科 ダビディア属)
中国の四川省・雲南省付近原産の落葉高木。ハンカチのような白い大きな花を咲かせる。
垂れ下がる・・・・・~ハンカチ~
花弁はなく、たくさんの雄花と1個の雌花が1つの球形をつくり、大型の2枚の苞葉に抱かれるような形で咲く。この苞葉が "ハンカチ" に見える。
☆☆☆☆☆☆ おまけ ~中庭 の "旬”~ ☆☆☆☆☆☆
旬を迎えた・・・・・~モッコウバラ~
咲き始めたバラ・・・ ~チャールストン~
中庭では、春の真っ先に咲くのがモッコウバラ。その後、新しく中庭に仲間入りした ~チャールストン~ が咲き始めた(昨年11月に旅先で気に入って購入)。まもなく中庭にバラの香りが広がる。
ウツギ 桜姫 ~ロゼアリンド~
例年、薔薇の開花に前にウツギが旬を迎えているが、今年はヒメウツギ(バナー写真)と桜姫が咲いているだけで、他の種類はまだ蕾が膨らみ始めたところだ。
***~~~今年は・・・この花の種子を採ろう ~~****大きな実がなった ダブル咲き
たくさんの実を付けた ダブル咲き
クリスマスローズは、シングル咲きにもダブル咲きにも実がついている。株を大事にするのに花を摘んでいたが、今年は少しだけ実を残して種子を採ろうと思っている。
少し色が変わってきたら、茶漉し袋をかぶせようと思っている。
種ができていたら、播いてみる。どんな花が咲くか・・・楽しみにして!!
ご訪問ありがとうございました。
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タグ:201905
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