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カナディアンロッキーを歩く ~その2~ [トレッキング/ハイキング]


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ボウレイク

ボウ氷河から流れ出す水が水源となって形成された “ボウレ イイク” 。ハイキング2日目の朝、まずはここに立ち寄る。今朝の湖面は鏡のように澄みきっていて、逆さロッキーが際立っている。



フラワーハイキング の コース
ロッキー地図.jpg
2日目は・・・・・ ペイトレイクから歩くハイキング


***** 2 ボウ・サミット・ルックアアウト ハイキング *****
歩行距離:約6.2km   歩行時間:約2時間30分   標高差:約230m 
スタート地点の標高:約2,085m  施行地点の標高:約2,315m
※ボウ・レイクを後にして、トレイル入口(ペイト・レイク入口)までバスで移動。湖や氷河が削って造りだした “U字谷” を眺めながら、標高差230mのトレイルエンド(ボウ・レイクのターコイズブルーが見られるかな?)までゆっくりと登る。復路は登ってきた道を下り、ペイトレイクの絶景を眺める、 


宜しかったら ・・・・・ 続きをご覧下さい。

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大パノラマ ~ボウレイク~




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↓↓ 上図の左下のMapを拡大 ↓↓ 

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09:45 ボウ・レイクを眺めた後、ボウ・サミット・ルックアウト ハイキングを開始。トレイル入口近くの展望台へ。


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展望台からの眺め ~ターコイズブルーの “ペイト・レイク” ~

少し曇っていたが、見事な “ブルーの湖面” にしばし見とれてしまった。もう少し近寄ろうと右端に行く道を探したが、“そこはルート外ですよ” とガイドに止められてしまった。



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トレイル・エンド ~ボウ・レイクの展望スポット~ を目指して登り始める。前方や左右にロッキーの山々が迫る。



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ここは森林限界付近の針葉樹林帯。遠くにカナディアンロッキーの山並を見ながら進む。



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ボウ・レイクが前方に小さく見える



24-12マーモット.jpg24-11ボウサミットルックアウトハイク.jpg

森林限界を超える ~マーモット や シロヤギ そして お花畑~

ハイキング初日にブラックベアを、そして今日はマーモットとシロヤギさんを見る。マーモットはこの後も至る所で遭遇。シロヤギは遠すぎてハッキリと見えなかった。写真右は、珍しい花を見つけたのかな。。?




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森林限界を過ぎると・・・・・お花畑が!


25-12イエローヘザー.jpg25-12レッドマウンテンヘザー.jpg

イエロー ヘザー  レッド マウンテンヘザー (ツツジ科 ツガザクラ属)

和名(左):アオノツガザクラ (右):日本には分布しないもので和名はない。エゾツガザクラやコエゾツガザクラと似た色の花だが、花冠は“鐘型”をしているので、ツガザクラに近い種らしい。



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ホワイト マウンテン ヘザー (ツツジ科 イワヒゲ属)



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ホワイト ドライアド (バラ科 チョウノスケソウ属)

和名:ヨウシュチョウノスケソウ 日本のチョウノスケソウの母種にあたる。花弁は8枚。



***** キンポゲ科の花 *****
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ウエスタン アネモネ (キンポウゲ科 オキナグサ属)

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ウエスタン アネモネをイチリンソウ(アネモネ)属に入れていることもあるが、ここではオキナグサ属とした(意味は無いが)。1枚上の写真は花が終わった後の状態。更にこの後は白髪の老人の頭のようになる。


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ドワーフ バターカップ (キンポウゲ科 キンポウゲ属)


和名:クモマキンポウゲ 白馬連峰の湿った礫地に生育。タカネキンポウゲ(同じく白馬連峰に生育)にもよく似ている。


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ヒューフラワード アネモネ (キンポウゲ科 イチリンソウ属)
日本の “イチリンソウ” 仲間。


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ホワイト グローブ フラワー (キンポウゲ科 キンバイソウ属)
日本のキンバイソウやシナノキンバイ等の仲間。“グローブ フラワー” は “球の花” と言う意味で、アルプスには黄花の “グローブフラワー” (セイヨウキンバイソウ)がある。


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マウンテン マーシュ マリーゴールド(キンポウゲ科 リュウキンカ属)
日本のリュウキンカの仲間(日本のリュウキンカは黄花)。


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トレイルの終点 ~ボウレイク ベストビュー地点~ に
森林限界付近でUP-DOWNを繰返しながら歩いてくると、ルート上に残雪が所々に見られるようになる。雪渓付近の芽生えの植物などを見ながら、“ボウ レイク” の見える所まで登る(そこが終点)。


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U字谷の手前に・・・ “ボウレイク”
11:30 残雪の中を少し登ると、朝立ち寄ってきた “ボウ レイク” が遠くに見下ろせる。残念ながら“ターコイズブルー”には見えなかった。背後の氷食地形とのコラボは見事だった。

雄大な景観に感動!!


30-11ハイク復路ペイトレイク.jpg
ペイト レイクのベストビュー地点に立ち寄り、・・・見納めかな!
ハイキングのスタート時に寄った展望台とは違う。こちらの方が“ベスト ビュー”かな? ボウ レイクはペイト レイクの奥の方に続いているはず。
次回は・・・「3 ウイルコックス パス ハイキング」を予定しています。

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ご訪問ありがとうございます。

タグ:201907
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コメント 10

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いろは

こんにちは^^
カナディアンロッキー山脈、憧れの地です。
行くことは叶いませんでしたので、これから楽しませて頂きたいと思います。
ターコイズブルーのペイト・レイク、美しいですね♪
日本にはないお花も見られて、楽しかったことでしょう^^次回も楽しみにしています。

by いろは (2019-07-29 15:44) 

g_g

景観が素晴らしいですね。
ツガザクラ関係は雰囲気が日本の物とよく似ておりますが
どことなく違う感じですね、
何処を見てもこのような花が見られるとは行った甲斐がありますね。
by g_g (2019-07-29 17:29) 

Mitch

派手さはないものの、高山植物は可憐で素晴らしいですね^^
by Mitch (2019-07-29 17:31) 

mimimomo

こんばんは^^
カナダを歩いたとき見かけたお花がいろいろありますが、見え成ったお花もいろいろ。沢山見つけられましたね^^
マーモットもこの目では見ましたが写真にはうまくとらえられなかったです。
とても良く撮れていますね^^
by mimimomo (2019-07-29 18:13) 

OJJ

ラストのペイト レイク、青さが素晴らしい景色ですね~
元来花の名前は知らないので読み飛ばしていますが、どこかで見た花は結構覚えているので、嬉しいです!
by OJJ (2019-07-29 21:54) 

Jetstream

ペイトレークはコバルトブルーで印象に残りますね。花もタイムリーでいいトレッキングコースを歩かれましたね。!(^^)!昔なんでフィルムが切れて駐車場まで戻って取り直しという記憶が残ってます。
by Jetstream (2019-07-29 23:38) 

Baldhead1010

南国の地に居ると、雪や氷河に憧れますね。

涼味満点の景色の中の散策、気持ちが良いでしょうね^^
by Baldhead1010 (2019-07-30 04:48) 

michi

おはようございます。暑~い日が続きますね。“ロッキー”が懐かしくなります。
いろはさん:背景を逆さに映す湖面もよかったですが、ターコイズブルーの湖面もいいですね。

g_gさん:ツガザクラの仲間もそうですが、キンポウゲ科の植物たちも、どこか違ってますね。じっくりと見たかったんですが、ちょっと急ぎすぎましたね。

Mitchさん:ロッキーの懐に入って見る花は、とても綺麗に見えました。

mimimomoさん:マーモットやビッグホーンなどにも出会えましたが、写真は偶然ですね。でも、遭遇頻度がけっこう高かったようですね。

OJJさん:花ばかりですみません。でも、どれも綺麗で、魅入ってしまいました。

Jetstreamさん:今回は突然雹に降られて、慌ててカメラをしまい込んだこともありました。花はいいタイミングでした。

Baldhead1010さん:暑さを忘れて歩き、そしてまだ見ぬ花を探しました。(いつものことですが)ツアーの最後尾でしたね。

ご訪問ありがとうございます。
xml_xslさ

鉄腕原子さん

ゆるりさん

@ミックさん

絵留さん

グリーンさん

ヤッペママさん

by michi (2019-07-30 05:38) 

夏炉冬扇

真夏日続きます。^゛っ世界!
by 夏炉冬扇 (2019-07-30 06:58) 

michi

こちらも暑~い真夏日です。毎日クーラーの効いた部屋に閉じこもり気味です。どこか涼しい山を歩きたいです、
by michi (2019-07-30 08:33) 

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