「日本国」を歩く [トレッキング/ハイキング]
日本国
新潟県と山形県の県境にある、標高555mの山~日本国~。山名の"日本国"について現地案内板に説明があるが、諸説あるという。標高~555m~と、名前に惹かれていつか登ろうと思っていた。麓の村上市小俣集落は旧出羽街道の宿場町で、毎年5月5日の山開きに併せてイベントが予定されていると聞き、この日にトレッキングを計画した。
宜しかったら、・・・・・ 続きをご覧下さい。
☆☆☆☆☆☆ 日本国 トレッキング ☆☆☆☆☆☆
現地案内板 ~トレッキングルート~
コ ー ス | 小俣登山口(100m)ー ラジウム清水 ー 松ケ峰広場 ー 沖見峠(415m)ー |
蛇逃峠(標高470m)ー 鷹待場跡 ー 日本国山頂(555m) ー 鷹待場跡 ー | |
蛇逃峠 ー 蔵王堂登山口(100m) ー 小俣登山口(100m) | |
距 離 | 移動距離:約5.5km |
標 高 差 | 標高差:約455m 累積標高差:上り 681m 下り684m |
時 間 |
小俣口~小俣口までの所要時間(休憩除く):およそ2時間40分を予定
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a.m. 7:45 小俣登山口出発
日本国 登山道~小俣口~
山開きのイベントは9時から。現地には早く着いたので、その前に出発する。
ブナなどの落葉広葉樹の森を登る
快晴の"こどもの日"。陽光は繁った葉に遮られている。緑のトンネルの下で気持ちのいい汗をかいて登ることができる。
a.m. 8:20頃 沖見休憩所付近を通過
日本海に浮かぶ粟島
沖見休憩所の小高い丘を過ぎると、登山道の左手方向(西側)に日本海が眼に入る。粟島やその左後方に佐渡が見渡せる。
見え隠れする 山頂
落葉樹の合間から山頂が見えてくる。相変わらずに、まぶしいほどの "青空” 。にもかかわらず木々が陽光を遮ってくれる、最高のトレキング日和りとなった。
a.m. 8:50 頃 蛇逃峠
蛇逃峠から登ってきた方向(南方向)のパノラマ
写真中央付近に登山口の駐車場が見える。この時間には駐車場は満杯になっているだろう。目を左方向に動かしていくと、雪を被った"月山"が見えてくる。
蛇逃峠から見た ~月山~
a.m. 9:15頃 日本国山頂到着
標高555mの ~日本国 山頂~
ブナの新緑が鮮やかな里山~日本国~、その山頂にはブナが点在する。そこからは朝日連峰と日本海の展望が素晴らしい。
山頂から北東方向に見える ~鳥海山~
小俣登山口から尾根までは少し急な登りが続いたが、尾根に上がれば緩やかな尾根道となった。沖見休憩所からは日本海に浮かぶ島を遠望できた。さらに進むと雪椿や三葉ツツジなどが迎えてくれ、山頂では鳥海山を遠くに望むことができた。
途中で出会った花や実
山頂に芽生え ~ブナ~
山頂には少し平坦なところがあって、少し大きなブナの木が何本かある。下にはブナの実が大量に落ちていた。よく見ると、所々に写真の様な芽が出始めている。家に帰ってから調べると、どうやら"ブナ"の芽らしい。
"熊"さんの大好物があるということは、付近に熊さんもいると言うことなのだろう。
トウゴクミツバツツジ
エチゴキジムシロ
マキノスミレ(?)
☆☆☆☆☆☆ おまけ ~中庭の旬~ ☆☆☆☆☆☆
5月の "雑草園”
4月後半から中庭には緑の葉の間からいろんな色が咲きはじめ、5月はまさに百花繚乱の季節となる。鉢植え桜草を雑草園の中に置いて楽しんでいる。
日本桜草とコンロンソウ
ピンクの日本桜草は鉢植え。白の花はコンロンソウ(アブラナ科 タネツケバナ属)で地植え。
日本桜草 ~シンキロウ~
日本桜草 ~欣喜~
日本桜草 ~ギンフクリン~
日本桜草 ~南京小桜~
日本桜草 ~サクラソウ~
日本桜草・白花八重品種
シンキロウと南京小桜の2品種は、もう15年近くも前にいただいたもの。横浜で孫と散歩していた時に立ち寄った家の庭先に咲いていた花。その見事さに魅せられて、お願いして連れ帰ったものだ。以来咲き続けている。
コンロンソウ(アブラナ科 タネツケバナ属.)
植えた覚えのない花で、今では毎年広がるので、適当に間引いている。
ショカツサイ(諸葛菜 アブラナ科 ショカツサイ属)
ハナダイコン(花大根)やムラサキハナナ(紫花菜)、オオアラセイトウ(大紫羅欄花)などの別名もある。背景の黄色ははヤマブキソウの花。
ヤマブキソウ(山吹草 ケシ科 クサノオウ属)
クサノオウ(草の王 ケシ科 クサノオウ属)
雑草園の今の主役は~上の写真の~黄色や紫色、白色の花たち。鉢で購入したものや、別の鉢についてきたものが逃げだして雑草園に居着いて数を増やしているもの。イカリソウやヤブイチゲのように特別の植えたものもあるがあまり増えていない。日本桜草はその廻りに置いている鉢育ちの花。
季節が変わると、雑草園の主役は変化する。早い時期にはヒメニラやニリンソウ、クリスマスローズが。そして今の主役たちが終わると、ホタルブクロが、・・・・と言うように。
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