耳かきの「梵天」で花粉付け

4月末から5月は、果樹の開花を待って花粉付けを行う。特に、サクランボや林檎、西洋梨、ブルーベリー、アケビなどは異なる品種間での受粉が不可欠となっている。そのため、相性のいい2品種を近くに植え、効率よく受粉させるためには人工授粉をしなければいけない。写真の耳かき(梵天)は花粉を運ぶ「愛のキューピット」となる。

写真左:クラブアップル(紅花深山カイドウ)から花粉を採取

写真右:フジの雌蕊に花粉をつける

  

蕾はピンク (蕾と開いた花が入り混じった時が一番好きだ)

      

開花が進むにつれて、ピンク色が白色に!

花粉付け作業が終わった「フジ」 (この後摘果作業が待っている)

ほかの果物は ・・・ つづく