☆☆☆☆☆ 主に山地(丘陵)のゾーンで ☆☆☆☆☆
ベニバナトチノキ(トチノキ科)
北米産のアカバナトチノキとセイヨウトチノキ(マロニエ)の交配種。
マルバウツギ(ユキノシタ科)
本州・四国・九州の山地の日当たりの良い斜面や川岸などに生育する落葉低木。
オニツクバネウツギ(スイカズラ科)
世界中で高知県と愛媛県だけに生育。日当たりの良い林縁などに生える落葉低木。コツクバネウツギの変種。絶滅危惧種ⅠA。
トサミズキ(ミズキ科)
世界中で高知県の蛇紋岩地帯にのみ生育する落葉低木。準絶滅危惧種。
本州(静岡県・富山県)以西~九州の山地の林中に生育。高知県では東部を覗いて広く分布。
ナベワリ シコクナベワリ(ともにビャクブ科)
ナベワリ:関東以西の本州・四国・九州の林床に生育する多年草。和名は、葉が有毒で舐めると舌が割れると言う意味の「舐め割り」からきている。
シコクナベワリ:四国全県に分布。ナベワリに近縁だが、4枚の花被片が同型同大(ナベワリは非対称)。
ヒメナベワリ(ビャクブ科)
本州中国地方・四国九州・奄美大島に分布。ナベワリに比べて花は小型で、花被片が細長く同長で、外側に反り返る。
ムラサキオオハンゲ(サトイモ科)
本州(中部地方)・四国・九州・琉球に分布。山地の常緑樹の林床など生育する。"オオハンゲ"の一品種。仏炎苞の内部が紫色になる。
トサシモツケ(バラ科)
四国の四万十川と那賀川の川岸の日当たりの良い岩地に生育する落葉低木。
☆☆☆☆☆ 主に低地のゾーンで ☆☆☆☆☆
ツルウメモドキ(ニシキギ科)
路傍や林縁に生育。さく果は黄熟、黄赤色の仮種皮があって、花材に利用される。
サカワサイシン ホシザキカンアオイ (ともに、ウマノスズクサ科)
サカワサイシン:牧野博士が、1895年に高知県佐川町で採集した標本を基に学名に「sakawanum ・・・ "佐川にある”」と付けた。高知県・愛媛県・徳島県の低山の林床に生育する多年草。
ホシザキカンアオイ
サカワサイシンの変種で、高知県西南部の常緑樹林下に自生する固有種。花は萼筒がくびれ、萼片の先が細くて尾状になる。
ムサシアブミ(サトイモ科)
本州(関東地方以西)・四国・九州・琉球・朝鮮・台湾・中国の海岸近くの湿った林内に生育。和名は仏炎苞の形が武蔵国で作られた鐙に似ていることからついたと言う。
シロバナカザグルマ(キンポウゲ科)
本州・四国・九州北部に分布する多年草。花は普通紫色だが、高知県では白花が多い。
☆☆☆☆☆ 主に湿地・渓流地のゾーンで ☆☆☆☆☆
絶滅危惧種の繁模する池沼アサザ(ミツガシワ科)
本州・四国・九州、北半球の温帯地域の池や沼に生育する多年生水生植物。高知県内には自生の記録があるが、現在見られるのは栽培品と考えられている。
☆☆☆☆☆ 主に砂地・海岸のゾーンで ☆☆☆☆☆
海岸の川辺や池畔に自生するハマナツメ(花期は7~9月 淡緑色の小花をつける)
ハマボウフウ(セリ科)
北海道~琉球、樺太・朝鮮・中国等の海岸の砂地に生育する。山菜として食用にする他、漢方薬などに利用する。
イヨカズラ(ガガイモ科)
本州・四国・九州・朝鮮の砂浜や海岸近くの林床に生育する。茎が伸びると先端がつる状になることもあるため、"カズラ”の名がついている。
本州・四国・九州の海岸近くの丘陵地などに生育。"タツナミソウ"に比べて、全体に小さくて毛が多く、茎の基部が這う。牧野博士が本種をタツナミソウの変種として(学名に"Makino”を付けて)記載した。
☆☆☆☆☆ おまけ ・・・中庭の旬・・・ ☆☆☆☆☆
その(1)
ダンチサクランボ
今年の収穫が終わる
その(2)
グレープフルーツ
鉢植えのグレープフルーツに花がビッシリと咲いた。蕾がやっと開花し始めたと思ったら、柑橘系の香りが辺り一面に漂い初め、クマンバチがひっきりなしにやってくる。さて、どれくらい摘花・摘果しようかと悩んでいる。
その(3)
深 紅 の バ ラ
玄関前のバラ(品種名がわからない)がかなり咲き始めた。これから、中庭に "薔薇の季節" がやってくる。今のところ、雨が降らないので、開花したバラは一斉にこちらを向いてくれる。
次回は "その3"
②記念館展示館周辺 と ⑤南園周辺 の植物 を予定しています。
***明日25日より出かけます。皆様のところへの訪問は遅れます***
ご訪問ありがとうございました。