- 植物園・自然園
牧野植物園正門
園内 map
植物園観察日:2017. 5.10.
主に観察したエリア
①土佐の植物生態園(正門~記念館本館周辺~回廊) ②記念館展示館周辺(博士ゆかりの植物)
③薬草植物区周辺 ④北園から南園への連絡通路周辺 ⑤南園周辺(蛇紋岩・石灰岩植生園)
写真の説明:園内の解説版を参考にしました。
☆☆☆☆☆ 主に ④ のエリアで ☆☆☆☆☆
トビカズラ (マメ科 トビカズラ属)
中国の南部~南西部に自生する、熱帯性の常緑の蔓性植物。国内には2株知られている(どちらも中国から持ち込まれたものと言われている)。
キンモウツツジ (ツツジ科)
キヨスミミツバツツジ(清澄三葉ツツジ) キンモウツツジ(金毛ツツジ)
キヨスミミツバツツジは千葉県清澄山で最初に発見された。学名は牧野博士が発表。キンモウツツジは台湾に自生。葉に褐色の毛(金毛)がある。
ホシケイラン(ラン科)
ガンゼキランの一品種で、葉の表に黄色の斑が入っている。
ナツロウバイ(夏蝋梅 ロウバイ科)
中国の浙江省が原産地の落葉低木。
ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ モクセイ科)
日本、台湾、朝鮮半島、中国の中南部に分布する落葉高木。日本では岐阜県・長野県・愛知県と対馬北端部に隔離分布する珍しい樹木。「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるものの一つ。
新枝の先に白い花をたくさんつけ、花の最盛期には全体に雪が被ったように見えるという。
リュウキュウテリハノイバラ(バラ科)
リュウキュウテリハノイバラ イザヨイバラ
サンショウバラ
クワノハイチゴ(バラ科)
琉球にのみ分布する常緑低木。和名は葉が桑の葉に似ていることからついたという。
☆☆☆☆☆ 主に ③ のエリアで ☆☆☆☆☆
カノコソウ(オミナエシ科)
北海道~九州や朝鮮半島、台湾などの山地の湿った草地にやや稀に生育する多年草。根・根茎が薬用として利用される(生薬名:キッソウコン)。
アカヤジオウ カイケイジオウ (共にゴマノハグサ科)
中国に生育し、主に根を薬用に利用する(生薬名:ジオウ)。
カギカズラ(アカネ科)
カギカズラの花 ~解説板の写真から~
葉柄部分にある木質化した "かぎとげ” を利用する(生薬名:チョウトウコウ)。
タマノカンアオイ(ウマノスズクサ科)
根茎や根を薬用に利用する(生薬名:ドサイシン)。
ヒメフウロウ(フウロソウ科)
全草が薬用として利用される(生薬名:ビョウキャクイン)。
ニガキ(ニガキ科)
木部を薬用に利用する(生薬名:ニガキ)。
ホタルカズラ(蛍葛 ムラサキ科)
北海道から沖縄と、日本では広範囲に生育している。
次回は "①土佐植物生態園” を予定しています。
ご訪問ありがとうございました。