☆☆☆☆☆ 4.フネスの谷 ~北イタリア の ドロミテ景勝地~ ☆☆☆☆☆
"チロル・ドロミテ” の旅 Map ~おおよその位置~
ヨーロッパアルプスのトレッキングツアー前半が終わった。4日目はチロル地方からドロミテ地方への移動日。オーバーグルグルを発ち、いったんインスブルックに戻ってからブレンナー峠を通ってボルツアーノに向かう。その途中で、ドロミテの景勝地 "フネスの谷” に寄る。
・・・ インスブルック経由で サンタ・マッダレーナ村 を目指す ・・・
オーバーグルグル出発 ・・8:30 (車窓から 天気は最高!)
イタリアとの国境付近(車窓から)
インスブルックを過ぎ、10:30頃国境付近の峠を越える。山の上の方に雲が広がっているのが気になる。
11:30頃 サンタ・マッダレーナ村に近づく
緑の綺麗な山の斜面(アルム:牧草地)に、イタリアのドロミテらしい(?)家々が目立つようになる。しかし、相変わらず山の上は雲に覆われている。
・・・ サンタ・マッダレーナ村 ・・・
11:40 サンタ・マッダレーナ村に到着
イタリアの世界自然遺産・ドロミテは、天に聳える切り立った峰々が魅力。その中でもガイスラー山群が一番だろうか。ホテルの後方にあるガイスラーが雲に覆われている。
フネスの谷
谷を埋めるように建物が続き、両サイドの斜面には牧草地帯が広がる。
"Hotel Tyrol” で昼食
麓から眺める "ガイスラー山群” は、今は逆光なのでまずは腹ごしらえ。ゆっくりと食べて雲が晴れ、順光になるのを待つ(それまでには晴れるだろうと、・・・・・勝手に思っている)。
前菜・・・・・ ほうれん草・チーズのクヌーデル(ジャガイモ料理)
メインは・・・・・鶏肉料理(ライス付き)
デザート・・・・・パンナコッタ (右は前菜のクヌーデル)
雲が切れ、顔を出す ドロミテの絶景 ~ガイスラー山群~
午後1時 絶景ポイントに移動開始。待った甲斐があって、絶景が目の前に広がる。更にポイントを移動しながら北イタリア・ドロミテの景勝地を観る。まずは教会のある丘に向かう。
マッダレーナ村(右端:サンタ・マッダレーナ教会)
サンタ・マッダレーナ教会(左端)とガイスラー山群
サンタ・マッダレーナ教会
サンタ・マッダレーナ教会を見て、更にその上の方に向かって歩く。
教会(左端)と谷を見下ろす
・・・ ガイスラー の 勇姿 ・・・
サンタ・マッダレーナ村の背後にガイスラー山群
14:40 フネスの谷 ~ガイスラー山群~ を堪能した後、今日の宿泊地ボルツアーノにむかう。
・・・ 氷河から来た男 "アイスマン” ・・・
アイスマンは、オーストリアとの国境に近いイタリアアルプスで、溶けた雪の下から発見されたミイラ。そのミラがイタリア北部のボルツァーノ市にある「南チロル考古学博物館」に展示されているというので、ホテルに入る前に見学することにした。
南チロル考古学博物館(South Tyrol Museum of Archcaology)
氷河に閉じ込められミイラとなった男は、身に付けていた衣服や装備と一緒に発見された(1991年)。5300年の間氷の中に閉じ込められていたが、装備品を含めて完璧な状態で保存されていたという。
アイスマンは高山で過ごすのに最適な装備で発見された。装備品は鹿やカモシカ、山羊、牛などの毛皮でできた靴やゲートル、腰布など。草を編んだ物や熊の毛の帽子。それに、未完成の弓と矢、銅の柄がついた斧、鞘の付いた石の短剣、白樺の樹皮でできた背負いかご、骨でできた錐(きり)なども一緒にでてきた。
館内では小窓から、冷凍された飴色になったアイスマンのミイラを覗き見ることができる(写真撮影不可)。ミイラや装備品などからわかった当時の様子が展示されていて興味深く見ることができた。
・・・ おまけ " 中庭 暑~い 夏 に ” ・・・
暑中お見舞い申し上げます
次回 5.ラガツォイ展望 トレッキング に続きます。
"グラン・ラガツォイ” のトレッキングは残雪のある岩場の連続
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