1:彦根城址 ソメイヨシノを中心に、シダレザクラなど1,200本あまりの桜が咲き乱れる!!
「天守閣付近のシダレザクラ」
本数はまとまっていないが、濃いピンクの花が満開に !!
堀に沿ってソメイヨシノも満開。桜は昭和の初期に市民の手で植えられたという。
古木もある
国宝「彦根城」の天守閣
近世の城で天守が残っているのは、松本城や姫路城、松江城、高知城など12城。その中で国宝となっている天守があるのは松本、犬山、彦根、姫路の4城だけである。この日はお昼頃に着いたが、天守閣に登る長蛇の列ができていたので、登るのを諦め、西の丸三重櫓から本丸を眺め、場内の桜を見て回った。
2:嵐山~嵯峨野 渡月橋上流での「船遊び?」-「嵯峨野トロッコ電車」-「天龍寺境内」
➀ 「渡月橋」付近を散策 この橋を境に、桂川から大堰川と名前が換わるのか?
② 続いて30分程の船遊びに!
晴れているとはいえ、朝はまだ肌寒い。川沿いの斜面にはピンクの模様も!
30分の船遊びから戻ると岸辺にはソメイヨシノとシダレサクラが迎えてくれる。
③ 「天龍寺」庭園散策
大堰川(おおいがわ)の船遊びを終えた頃から、日ざしが暖かさを増してきた。昼食まで少し時間があったので、天龍寺~竹林へと散策することにした。このあたりは以前、秋のモミジの頃に一度散策しているので多少は位置がわかる。
まずは天龍寺庭園を歩き回ることにした。天竜寺は足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために創建したお寺で、世界文化遺産に登録されている。
「シダレザクラ」
暖かい日ざしを浴びて 満開のシダレザクラを堪能できました。(人の波でした)
庭園には何種類もの樹木が植えられていて、ソメイヨシノや椿は旬を終え、シダレザクラやツツジ等がこれから楽しめそうだ。ツアーコースからそれて庭園だけの散策も実り多いものだった。(時間が足りなかった)
こんな花も見頃でしたよ(桜の仲間だけでなく、椿やツツジ・・・など見るものがいっぱい!)
「庭桜」
「源平枝垂桃」 (同じ枝から紅白の花が)
「白妙桜」
「紅花李(すもも)」
椿はたくさんの種類が植えられている。もう旬を過ぎているものが多かった。
「紅乙女椿(こうおとめつばき)」
「嵯峨初嵐椿」 「村娘椿」
「ミツバツツジ」
薄紫色の花 ー ミツバツツジ ー は園内のあちこちに花開いている。まわりが目立たない色なので、鮮やかなこの色がよく目立つ。これからが旬の花。雄蕊が10本あることから、「トウゴクミツバツツジ」だろう。それにしても鮮やかな色だ。
「日陰ツツジ」
日本固有種で、本州の関東地方から九州のやや日当たりの悪い場所に生育するという。花色はツツジの仲間では珍しい淡い黄白色。兵庫県丹波市氷上町に自然状態の群生地があるという。一度見たいものだ。
天龍寺庭園は植物の種類が豊富で、黄葉に時期も春の桜の時期も見応えのある庭といえる。
④ トロッコ電車での花見
トロッコ電車「嵯峨野号」(一両目がオープンカー)
トロッコ電車は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで保津川沿いに23分かけて進む。眼下には船下りを楽しむ船。
渓流沿いのサクラは散り始め、葉の緑が目立ち始めた。
トロッコ亀岡駅終点の “ 桜トンネル ” も少し遅かったようだ。
「桜 --彦根城~京都~吉野へ--」の旅は 次回へ続きます。
次回は 哲学の道 ~ 平安神宮 ~ 東寺 ~ 吉野を予定しています。
「哲学の道」
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