☆☆☆☆☆☆ 荒船山トレッキング ☆☆☆☆☆☆
~~ 4月18日 快晴 ~~
荒船山トレッキングルート(現地案内板から)
トレッキンブコースはいくつかあるが、内山峠登山口から登る | ||
内山峠駐車場 ー 一杯水 艫岩展望台 ー 稜線・相沢分岐 ー 荒船山山頂 ー 行塚(経塚)山山頂(荒船山最高地点 ) ー <同じルートを戻る> ー 内山峠駐車場 | ||
出発地(内山峠)標高:1,063m 頂上台地の南端(行塚山山頂):1,422.7m 登り標高差:360m 下り標高差:360m 距離:約9km 往復所要時間:約4時間 ※ コースは、UP~Downの繰返しなので、累積標高差は860mくらいかな!! | ||
18日 a.m. 8:20 ~内山峠登山口 出発~
標高1,100m付近の荒船山裾野 ~春は目覚めたばかり~
木々も下草の芽吹きもほとんど見られず、空からの陽射しが落葉の積もった地面に直接届く。その代わり、梢越しに遠くの山々が透けて見える。"若葉萌える日” はまだまだ!!
気持ちのいい トレッキング日和りとなった。
艫岩(ともいわ)
荒船山の北端にある艫岩は荒船山を船に見立てたときの船尾~とも~にあたる。そこは、高さ200mの岩壁が垂直に切れ落ちる大絶壁となっている。
遠くに雪を被った ~浅間山~
出発してから暫くは Up-Down を繰り返す。1時間くらい歩くと眺望がきくようになり、北方向には真っ白に雪を被った浅間山が見えるようになる。汗はほとんどかかない。
a.m. 9:35 ~一杯水を通過~
一杯水 (標高葯1,240m)
鋏岩修験道場跡(標高約1,200m)を過ぎ、湧き水のある場所にに到着。ここから艫岩の登りとなる。岩場や滑りやすい場所、鎖場や梯子、階段があるので注意が必要。
参考:小屋場付近の案内板から ~荒船山地質断面図~
艫岩の荒船溶岩(茶色)の下には、湖に堆積した湖成層(水色)が広がっている。登山路が一杯水に近づくと、固結した泥岩の上を歩くようになってきた(これが湖成層)。そして、ここからは溶岩の上を歩くことになる。湧き水は溶岩と泥岩の境界付近に清水となって湧き出ていることになる。
a.m. 10:05 ~艫岩展望台 通過~
艫岩展望台からの眺め ~浅間山~ (標高1,330m)
この展望台では、北アルプスから浅間山まで、見渡す限り絶景が広がる。360度の山名標記版もあったが、残念ながら南方向は見えない。
艫岩展望台北方向の大パノラマ
左端が艫岩の絶壁の一部。正面遠くに浅間山、近くの山は神津牧場のあたりだろうか。手前の縁からは断崖絶壁となっていて、200m近くも落ち込んでいる。内山峠登山口はその絶壁の下の方にある(と思う)。この崖で何人かが落下しているという。
** 断崖絶壁を見下ろす **
下の方に道路 ~国道254号線~ が走る
もちろん真下の方は見えない(ではなく、見ない)。真下の方には艫岩の崖の影が黒っぽく写っている。とにかく深く落ち込んでいることがわかる。
荒船山の最高峰 ~行塚山(経塚山)~へ向かう平坦な道
台地地形がよくわかる "艫岩" の道は、途中、稜線・相沢分岐を通過して星尾峠分岐に至る。ここまでの道は、木々のトンネルが続くほぼ平坦な歩きやすい道だった。初夏には若葉が陽光を遮ってくれる新緑のトンネルとなっているのだろう。
a.m. 10:45 ~岩船山最高点 ~行塚山(経塚山)山頂~
行塚山山頂(標高:1,422.7m)
山頂は木々の葉が繁ってない時期でも見晴らしがよくない。少し下って遠くの山を眺める。
最高地点の直ぐ下で眺めた ~浅間山~
昨年6月22日、向かって左側の方(車坂峠)から浅間の外輪山をトレッキング(車坂峠 ~ トーミの頭 ~ 賽の河原 ~ 仙人岳 ~ 蛇骨岳 ~ 黒斑山 ~ トーミの頭 ~ 車坂峠)したことを思い出した。
行塚山山頂から直ぐに下山開始、そして艫岩の絶壁に再度立ち寄り、200mの下の眺めながら昼食をとった。
内山峠付近の登山路(下山時に撮影)から見返す ~艫岩の全貌~
艫岩は左の平坦な山。山頂はその辺端部の奥に位置し、ここからは見えない。木々は葉を付けていないので艫岩がよくわかる。
~ ルート上で 出会った花 ~
エイザンスミレ
アズマイチゲ
ツルネコノメ
上りでは景色ばかり見ていたのか、気がつかなかったが、下りになって登山路に咲く花を見つけることができた。この他に、カタクリやミチノクエンゴサク、キケマンなどの花も咲いていた。
p.m. 1:20 ~内山峠登山口に下山~
休憩を入れてちょうど5時間のコースだった。この後、荒船山風穴に立ち寄ったので携帯の歩数計は、約25,000歩と言う結果となった。後は草津温泉の宿で疲れを癒やすだけ・・!
天気に恵まれ、眺めもよく、歩きやすいトレッキングで最高の気分を味わうことができた。
☆☆☆☆☆☆ おまけ その1 ~草津志賀高原ルート開通~ ☆☆☆☆☆☆
宿で温泉から上がると、雪の草津-志賀高原ルート(国道292号線)が明日(19日10時に)開通するとTVに。明日は計画があったので、20日に雪の壁を見ながら高原をドライブすることにした。 | ||
20日 草津志賀高原ルートを走る
雪の回廊を走る ~開通1日目の草津志賀高原ルート~
渋峠付近の日本国道最高地点(2172m)から東方向の大パノラマ
草津志賀高原ルートの群馬・長野県境(渋峠ホテル)付近から西方向の大パノラマ
20日は快晴のドライブとなった。開通したばかりの雪の回廊は約5m位の壁となっていた。真っ青な空を背景に、真っ白な雪の壁、所々に濃い緑が混ざる雪の山々。遠くには妙義山(写真2枚目)や北アルプス(同3枚目)がクッキリと見えている。
何度か車を止めながらのドライブ。素晴らしい眺めに感激の連続だった。
☆☆☆☆☆☆ おまけ その2 ~わが家の 旬~ ☆☆☆☆☆☆
たった3日間家をあけただけなのに、わが家の春は随分進んでいた。
椿 ~黒侘び助~ 全開
ネクタリンも満開に
サクランボ ~サトウニシキ~ も開花 (後ろのピンクはネクタリン)
ツバキ類はほぼ全種類が開花(一部の花は終わりつつある)。ネクタリンの濃いピンクの花が遠目にもよく目立つ。真っ白なサクランボの花も開き始めている。このまま天気が続くと、ミツバチやクマンバチなどの昆虫が花を訪れてくれるので、実付きもよくなるのになあと思っている(24日頃から崩れる予報だ)。
ご訪問ありがとうございました。