- 植物園・自然園
「カルスト型植生」
高知県には石灰岩地帯が広く分布す、石灰岩地帯特有の植生が見られる。カルスト地形を再現して、その中に特徴ある植物を植栽しているという。特に⑤のエリアに植栽されているという。解説版にあるマークは牧野植物園のロゴマーク(シコクバイカオウレンの葉)。
イブキシモツケ
本州の近畿以西・四国・九州の山地や海岸の岩礫地に生育する落葉低木。石灰岩上に生えることが多い。
キリシマミズキ
四国(高知県・愛媛県)や九州霧島山地の岩場に生育する落葉低木。ミズキとは別でマンサクの仲間。
シロバナハンショウヅル
本州(東海地方以西)・四国・九州の林縁の低木などに絡まって生育するつる性の半低木。高知では石灰岩地だけに見られるという。
コガクウツギ
アジサイの仲間の落葉低木。ガクウツギよりも花が小さく(葉も小さい)、両性花と装飾花からなる。
コゴメウツギ
北海道~九州、朝鮮、台湾などに分布するバラ科の落葉低木。高知では石灰岩や蛇紋岩地にも生育する。ウツギに似た白い小さな花が特徴。
シロバナオドリコソウ
オドリコソウ
シロバナオドリコソウもオドリコソウもシソ科オドリコソウ属の多年草。花笠をかぶった踊り子が茎取り巻いて輪になって踊っているように見えるから面白い。
アソタイゲキ(トウダイグサ科)
九州の阿蘇山周辺に分布する多年草で、タカトウダイの亜種とされている。環境省絶滅危惧種ⅠB。
ナツトウダイ(トウダイグサ科)
各地の山野に生える多年草。大柄な三角形の包葉と、三日月型の腺体が特徴。
コヤスノキ(トベラ科)
中国地方の限られた地域にしか分布しない(中国、台湾に分布)大陸遺存種。・・・・・日本が大陸と陸続きだった時代に中国~台湾~日本と広く分布していたものが、大陸と別れた後になって、地域的に生き残ったもの。
シーボルトノキ(クロウメモドキ科)
長崎市出島のシーボルトの居宅の庭に植えられていた落葉少低木。牧野博士が1912年に学名を発表。
サクラツツジ(ツツジ科)
主に亜熱帯地方の山地に生える常緑低木で、高知県西南部に自生する。春に桜を思わせるような色の花を付ける。
ホンコンヤマボウシ(ミズキ科)
中国に分布する常緑高木ホンコンヤマボウシの園芸種。
ツクシシャクナゲ(ツツジ科)
本州の紀伊半島、四国南部、九州に分布し、深山の林中に生育。日本固有種。
ヤクシマシャクナゲ(ツツジ科)
屋久島に自生する固有変種で、屋久島の標高1200mから山頂部に咲く。
ヤクシマアジサイ(ユキノシタ科)
屋久島にのみ分布するの日本固有種。渓流沿いの疎林に生える落葉低木。淡黄色の両性花と、黄白色の装飾花からなる。装飾花の花弁状萼片は4~5個で、縁に不揃いな鋸歯がある。別名:ヤクシマコンテリギ。残念ながら花が咲いていなかった。
牧野植物園を駆け足で見てまわった。もっともっと見たいところがあったが、残念ながら時間が全く足りなかった。とても見たかったのに、花が咲いてないものがたくさんあった。
いつかきっとまた行ってみたい・・・・・!!
" 牧野植物園の花 ” を終わります。
☆☆☆☆☆ おまけ ・・・中庭の旬・・・ ☆☆☆☆☆
6月に入って中庭の緑が濃くなってきました。そしていろんな色が庭を飾っています。
その(7)・・・・・ " ウツギ ”
(半)八重の 梅花ウツギ ※ ユキノシタ科 バイカウツギ属
ベニバナバイカウツギ (ウツギ・マギシェン ,サクラウツギ)
※ ユキノシタ科 ウツギ属
その(8)・・・・・ " バ ラ ”
ミニバラ ~ホホエミ~
品種名~?~ 我が家では・・・" 橙 ”
四季咲き中輪房咲 モダンローズ ~ ストロベリーアイス ~
半剣弁高芯咲つつバラ ~ピンク・クラウド~
大輪カップ咲のつるバラ ~ピエール・ドゥ・ロンサール~
その(9)・・・・・ "紫陽花 ”
ヤマアジサイと西洋紫陽花の交配種 ~アジアンビューティ~
斑入りヤマアジサイ ~九重山~
ヤマアジサイ ~七変化~
幻のヤマアジサイ ~七段花~
四季咲きガクアジサイ ~霧島の恵~
最後までご覧いただき ありがとうございました。