丘陵斜面の野草たち
画像の右と左では、花の大きさ・葉の形が違う
左:「ヤマエンゴサク」 右:「オトメエンゴサク」
だろうと思っている ・・・??
「オトメエンゴサク」
以前は「エゾエンゴサク」とされていたらしいが、北海道のものとは区別されこの名前に。
「ヤマエンゴサク」 「ササバエンゴサク」
葉の形が異なる(左:卵形 右:細長い) これらが混在していた。
「サンカヨウ」
“山荷葉”。メギ科サンカヨウ属の多年草で、実は食用になり甘いというが食したことはない。「荷葉」というのは蓮の葉のことで、山の蓮という意味になるのだろう。
「カタクリ」 「エンレイソウ」
「ショウジョウバカマ」 「ウスバサイシン」
カタクリもショウジョウバカマも、花はほとんど終わりかけている。
「ヒトリシズカ」
今年は花があまり目立たない。例年、この時期は株があちこちにあって綺麗に咲き誇っているのだが・・・。バックの黄色い花はオオバキスミレ。こちらはあちこちに広がっている。
「オオバキスミレ」
「キバナイカリソウ」
「ナガハシスミレ」
「スミレ」の分類は詳しくはないが、この花の形(距が長い、葉が円心形)からたぶん間違いないだろう。長嘴菫で、別名「天狗菫」。
「スミレサイシン 白花と青花」
偶然、隣同士の株で花色が違っていた。
「キクザキイチリンソウ」
青花 白花 どちらも雪解けが終わった草むらで群生している。
「シラネアオイ」
この花も、毎年この斜面に群生している。この花に出逢うのも楽しみの一つ。
シラネアオイの花の手前にある葉は全草が猛毒な「トリカブト」。私が行く山裾にはトリカブトが密生している。大好きな“カンデナ”(イヌドウナ 別名ホンナ)と斜面を共有している。ニリンソウの芽生えに似ているが、私はニリンソウも食さない。
今回のターゲットは、「カンデナ」と「コゴミ」、そして「ゼンマイ」
「クサソテツ」(別名:コゴミ)
「フキノトウ」
フキノトウは雪解け直後の大地に、まだ黄色い色をして出ている。この色の時が一番好きだ。もちろん大きくなっても佃煮にして保存することもできるので、少しは採集する。この花にも雄株と雌株があるという。
どう違うのかな(上の画像は雄株かな・・・?)
「ノダフジ」
中庭の藤の花が咲き始めた。「ヤマフジ」とは異なる品種で、たぶん「ノダフジ」だろう。
まもなく満開になる。甘~い香りにクマンバチがやってくる!!
(連休は孫たちと遊ぶことに専念します。しばらくデジカメはマゴの撮影に!)
ご訪問ありがとうございました