☆☆☆☆☆☆ 浅間隠山へ ☆☆☆☆☆☆
観光パンフレットから
浅間隠山(アサマカクシヤマ):東吾妻方面からみると、浅間山を隠してしまうことからつけられたと言う。山頂からは360度の眺望が楽しめるとのことから、登ってみることにした。
コース:二度上峠(1,390m)・・登山口(1,340m)・・浅間隠山(1,756.7m)
(往復する)
距 離:約4.5km
標高差:約420m(累積標高はもう少し多いかな?)
二度上峠付近の登山口
午前8時半頃登山開始。空は真っ青、登山口周辺での木々の様子から山麓の紅葉が期待できそう。
山頂での展望を楽しみにスタートする。
少し上り下りして、20分ほどで尾根道に出る。
所々に ・・・ モミジ、ツツジなどの紅葉
葉を落とした木々の合間から山頂(?)が見え始める
浅間隠山山頂から 西~南西方向を眺める(右の標識は合成)
標高差420mを一気に登る。山頂には360度の展望が・・・・・と期待していたが、浅間山(正面)は雲に覆われている。山頂で雲が晴れるのを少し待っていたが、風もなく雲が動かないので諦めて下山する。
山頂から南東方向の眺め ~ズームアップ~
ゴツゴツした岩山は "妙義山" だろう。浅間隠山の上に黒雲が覆い始めた。
ズミの赤い実
ポツンと咲き残っている ~リンンドウ~
紅葉している ~モミジ~
約3時間のトレッキング。紅葉はそれなりに楽しめたものの、残念ながら浅間山の姿を見ることができなかった。来春に再度登ることにする。
☆☆☆☆☆☆ 浅間大滝・魚止めの滝へ ☆☆☆☆☆☆
浅間隠山の二度上峠(ニドアゲトウゲ)から、北軽井沢方面に向かう途中に "浅間大滝・魚止めの滝" がある。
浅間大滝
浅間大滝は、標高1,000m位のところにある浅間高原最大の滝。落差10m。水量豊な春も迫力満点だろうが、秋は周囲の紅葉(黄葉)が楽しめるのがいい。この滝の直ぐ下流に "魚止めの滝" がある。
魚止めの滝
魚止めの滝は3段に分かれた黒い岩肌に、浅間大滝の流れがそのまま滑り落ちていくことになる。上の二つの滝は同じ駐車場から徒歩で5~10分で行ける。今度は浅間隠山と同様、春~夏の清涼感溢れる・緑鮮やかな時期に訪れてみよう。
☆☆☆☆☆☆ 嫗仙の滝へ ☆☆☆☆☆☆
現地案内板より
この滝はカーナビ(私の)ではうまく検索できないので要注意(滝に一番近い道路に案内されるが、その後の道はなかった)。"嫗仙の滝駐車場"と入れると図左下の駐車場(赤で現在地)に案内してくれる。草津温泉からは約3kmくらいのところにある。そこから案内板に従って山道を滝へと下る(国土地理院の地図には道が書かれている)。
コース:草津温泉~嫗仙の滝駐車場 (車)
嫗仙の滝駐車場~嫗仙の滝 (徒歩で往復)
嫗仙の滝駐車場標高:標高1,013m
嫗仙の滝 :標高 822m (標高差:約190m)
距 離 :約1km
標準所要時間 :下り=30分 登り=50分
嫗仙の滝への道は ~黄葉の始まった樹林帯の中を下る~
滝の周囲には樹高35m・幹周6.7mのカツラやトチノキの巨木がある他、コナラやクヌギの林が広がっている。ただ、ツキノワグマ(やイノシシ)に注意とあるのが気になる。
広葉樹林に陽射しが通る
道路脇には、所々に"コアジサイ"があるる。今は実ができているときで、初夏には綺麗な(私に大好きな)花が迎えてくれるだろう。やはり、ここも花の時期に訪れてみたい。
嫗仙の滝 ~滝壺~
嫗仙の滝の岩は、50万年~60万年前に草津白根山から噴出した火砕流が堆積しでできた溶結凝灰岩でできている。
赤い岩肌を真っ白な水しぶきが滑り落ちる落差35mの滝
この赤い滝は、近くに鉄鉱石の鉱床があることや草津温泉の酸性泉と関係がありそうだ(そのためか、この滝の水は飲めないと書かれている)。嫗仙の滝の「嫗仙」とは「老婆の仙人」と言う意味だそうです。
参考:上のバナー写真は3年前の同時期に撮影したもので気に入っているひとコマ。
☆☆☆☆☆☆ 米子大瀑布へ ☆☆☆☆☆☆
米子大瀑布は "四阿山と根子岳” を源流にして流れ落ちる "権現滝と不動滝" の 総称
大瀑布へは長野県須坂市より車で約40分かかる。当日はマイカー規制のため、大瀑布駐車場までシャトルバスを利用した。
シャトルバス車窓から
目的地が近づくと、黄葉~紅葉が目に飛び込んでくる。バスの運転手さんから、間もなく林が切れるので、素晴らしい景色が・・・・・との話が!!
木々の合間に全山紅葉の景色を垣間見ることができ、期待は一気に高まる。
コース :駐車場 → 米子不動尊奥の院 → 不動滝 → 権現滝 →
米子鉱山跡地のビューポイント → あずまやのビューポイント → 駐車場
所要時間:コース一周で約1時間30分とある
標 高:駐車場=1,285m 奥の院=1,400m 不動の滝=1,450m
あずまやのビューポイント(大瀑布展望台)=1,480m
標 高 差:約200m
最終のシャトルバスに乗ったので、帰りのバス時刻を確認して直ぐにトレッキングを開始する。
米子鉱山跡地のビューポイントから眺めた ~米子大瀑布~
米子不動尊奥の院を廻って、ビューポイントに出たが、残念大瀑布は "逆光" 世界だった(写真は逆光を修正してある)。左の滝が権現滝、右が不動の滝。「権現滝が轟音とともに豪快に落ちる男性的なイメージに対し、不動滝は柔らかなシルクの布を扇状に広げて幾重にも落としたような霧状の滝。」(パンフレットより)
現地看板から
不動の滝
落差85mの "不動滝(右)”は水量が少なく霧状に流れる落ちる姿が女性的とも。
権現滝
落差80mの "権現滝(左)” は水量が多く真っ直ぐな直瀑。
大瀑布展望台からの ~米子大瀑布の大パノラマ~
写真は逆光で色が沈んでしまっているが、目には紅葉の大瀑布をしみこませてきた。
反対方向に目を移すと・・・・・こんな絶景が!!
真っ赤に燃えた ~四阿山から浦倉山にかけての 懸崖~
真っ青な空に映える ~四阿山から浦倉山にかけての 懸崖~
午前中に歩くと陽射しを浴びた~紅葉の大瀑布~が見られるのだろう。今回は思いつきで計画でそのことを考えなかったことを反省している。次回来るときの楽しみに残しておこう。
☆☆☆☆☆☆ おまけ の 画像 ☆☆☆☆☆☆
浅間隠山 と 浅間山
21日浅間高原からの撮影。左端の尖った山が昨日(20日)登った浅間隠山。中央に浅間山が見える。よく見ると、浅間山の山頂部が真っ白になっている。
浅間山に今季 ~初冠雪~
当日朝のテレビで初冠雪が報道されていた。ズームアップしたこの画像は群馬-長野の県境の鳥井峠付近での撮影。浅間隠山からの眺めとは違うが、ここからの眺めも素晴らしい。いい時期に来たと思った。
本白根山 ロープウエイ山麓駅への道 ~紅葉~
志賀-草津道路 は閉鎖中だが、草津天狗山から山麓駅までは通ることができた。紅葉・黄葉に誘われた人たちで賑わっていた。
見事な景色 ~ホテルの"大谷地の池"~
この池には睡蓮が育っているので散策の途中で必ず立ち寄ることにしている。湖面がこれだけ静かで、綺麗に廻りの木々を写しこんでいた日は今までになかった(小さな画角のカメラではこの景色を表現できなかった)。
11月初めにも紅葉を求めてのミニトレッキングを予定している(天気と相談中・・・?)。
ご訪問ありがとうございました。