斜面一杯に ”春の妖精” が・・・・・
白~青~ピンク~ ・・・・・ の多様な花
少し開けた斜面は、可憐な花の競演
雪割草 ~オオミスミソウ~
”雪割草”はキンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名(他にサクラソウの仲間なども、”雪割草”と呼ばれているようだ)で、新潟県の草花。日本には一変種3品種(ミスミソウやスハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウ)が自生している。
”オオミスミソウ” の自生地は新潟県を中心とする日本海側。花の色や形など変異がとても大きい。
谷筋や裾野ではまだ咲き始めだが、斜面の上の方では満開だった。
以下 画像をご覧ください ・・・!!
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***** 他にも こんな花が 咲いていた *****
ニシキマンサク
日本海側に分布している”マルバマンサク”は暗紅色の萼片に黄色い花弁だが、”ニシキマンサク”は花弁の基部だけが赤みを帯びている(アカバナマンサクは花弁全体が暗紅色)。春の早い時期に「まず咲く」花。
”オクチョウジザクラ” が一輪だけ
”カタクリ” も咲き始めたばかり
”キクザキイチリンソウ” は斜面のあちらこちらに
キンポウゲ科イチリンソウ属
白花 & 青花
光の方を向いて花(本当は花弁ではなく萼片)を一斉に広げている。
オウレン(黄蓮)
オウレンは雌雄異株 (左:雄花 & 右:雌花)
コシノコバイモ
北陸地方を中心に、新潟県や福島県、岐阜県などに分布するユリ科の多年草。茎の先に釣鐘形の花を1輪下向きにつける。花被片は6枚で、縁や縁や内側の中脈に沿って突起があるのが特徴。
”ショウジョウバカマ(猩々袴)” は雪消えとともに花芽を伸ばす
北海道~九州までのやや湿った場所に生える。平地から高層湿原まで垂直分布が広い。
”ニリンソウ” も群生しているが、花はこれからのようだ
ザゼンソウ(座禅草)
花弁の重なりが達磨大師が座禅する姿に見えることがこの名の由来。(”ダルマソウ(達磨草)” とも呼ぶこともあるという)。”スカンクキャベツ”と呼ぶ国もあると聞く。キャベツに似た花が異数を異臭を放つことからだろうが、どちらの名がいいだろうか・・・・・?
ホクリクネコノメソウ
新潟県〜島根県に分布するユキノシタ科の多年草。”ネコノメソウ”という名は、熟した実が裂開するときに猫の目(目を細めたとき)のように見えることからついたとされる。緑と黄色のコントラストがいい。
ミズバショウ(水芭蕉)
谷筋には雪どけの清流が流れ、水芭蕉の花が川沿いに咲いている。
雪国植物園で咲いていた花の一部をまとめてみましたが、少し画像が多くなりすぎました。
***** おまけ *****
雪椿 & 雪端椿
今中庭で両方が咲き始めました(画像左が雪椿 右が雪端椿)。
次回 UPを 予定します。
原種系・有茎種のクリスマスローズ ~ アーグチフォリウス ~ が開花しています。
ご訪問ありがとうございました。