「アブチロン」(アオイ科)
中央~南アメリカの熱帯~亜熱帯に約100種類が分布。低木のものが多いが大きなものでは4mにもなり、花期は4~11月で、中でも気温の高い時期が盛りとなる。温室などでは季節に関係なく開花するらしい。耐寒性もあり、関西以西なら屋外でも越冬できるという。
花期は長~い ・ 種類も多い ・ 花の色も多い
”ウキツリボク(チロリアンランプ)”とは違う ”アブチロン” の仲間なのだろうと思っている。以前から黄花と赤花の品種を栽培している。
新潟では、冬は室内で管理する必要がある。室内の暖かい部屋に置くと、花数は少ないものの冬でも花が咲いてくれた。花を見ると、いかにも暖かい地方の植物ということがよくわかる。
昨年、小型で開花する矮性の3品種を購入
6月頃からその2品種が咲いている。そして残りの1品種も・・・
宜しかったら続きをどうぞ・・・!!
***** まずは以前から育てている品種 *****
「レッドアップル(?)」
品種名ははっきりしない。燃えるような(ドクドクしいかな?)赤い花で、花弁が開ききらないうちに落下してしまう。黄花の品種(イエロー)に比べて花つきがあまりよくない。
「イエロー」
一重の花がうつむき加減に咲くので、撮るときに苦労する。花つきは「レッドアップル」より良く、暖房の効いた室内に置くと冬でも開花する。
上の2種が以前から育てている品種(どちらも、冬は室内)
***** 昨年 仲間入りした矮性の3品種 *****
「初恋」(初めての開花は6月)
花弁の色がほんのり赤みを帯びている。この姿を ”少女がほほを染めている” 様子に見立てて
品種名を ”初恋” と名付けたと説明にある。
初恋とは縁がなくなった今、この色からの連想も・・・?
でも、この花の感じはいい !
「サクラ」(初めての開花は7月)
薄ピンクの花弁の色が桜を想わせる。秋になるとピンクが少し濃くなるという。楽しみだ。
このピンクもいい感じだ !
やっと咲いた「ピンクカメレオン」(8月15日)
色変わりする品種。花弁の色が黄色~ベージュ~ピンクとだんだんと変化する。萼(がく)も、夏の高温時期は緑色で、涼しくなるにつれて赤色にかわるという。(今は変化がない。これからか?)
花色の変化(黄色 ~ ベージュ ~ 淡青紫色へ)
そして、ピンク色に!
ガクの色はこれから変わるのだろうか?
花芽も次々に上がってきているので、これから花を楽しむことができるだろう・・・!
***** 中庭 そのほかの 花 *****
「モミジアオイ」(アオイ科)
直径が15cm~20cmの鮮やかな緋色で表面に光沢がある。花は夏から秋にかけて咲くが、朝咲いてその日の夕方にはしぼんでしまう短命な花。炎天下に咲いている花をみると、”どうしてあんなに元気に咲いていられるのかな~!”と感心する。
「ギボウシ」(ユリ科)
中庭で一番遅く咲くギボウシ。品種名は・・・?
今頃は、月山の弥陀ヶ原湿原(御田ケ原 標高約1,800m)にも咲いているだろう。
*** 涼しいだろうな 御田ケ原は !! ***
「百日紅」(ミソハギ科)
中国南部を原産とする木で、日本にやってきたのは江戸時代のころか? 花は夏から秋まで咲き続ける。
中庭では今が旬なのだが、降り続く雨で花が重くなって垂れ下がってしまった。
「コスモス」(キク科)
中庭にはコスモスの花が咲き始めた。
秋の気配が漂ってきている。虫の音こそ遠ざかっているが、涼しい朝がやってきている。
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