「キヌエ」
「フラウシリーズ」で、西洋アジサイの珍種と言われている白い覆輪が入る品種。“マリコ”や“レイコ”など女性の名前が付いている。今年はあまりぱっとしないピンク色だが、昨年は酸性が強かったのか青だった。もう少したつとピンクがはっきりとしてくるのかもしれない。
[ ガクアジサイ ]
「ユングフラウ ピコティ」
額咲きで、白地にローズの覆輪が入り、覆輪は咲き終わりまで鮮明。萼片に切れ込みが入るのが特徴かな。
「墨田の花火」
八重咲きの装飾花が花火のイメージにピッタリのガクアジサイ。青色の品種は酸性土壌、赤色の品種は中性からアルカリ土壌。昨年は下の青。今年の色はどうして“白”??
「城ヶ崎」
東伊豆地方の“ガクアジサイ”の八重咲き品種。ガク片に青のシマが入り、花の色はやはり酸性土で青、アルカリ性土ではピンク色となる。青色が好きだが、今年のピンクもいい。
[ これから 旬を迎える 紫陽花 ]
「ガクアジサイ -品種名 ??-」
「アナベル (アメリカノリノキ)」
北アメリカ東部原産の紫陽花で、耐寒性が強い品種。花色は白色が、咲き進むにつれ淡いグリーンに変わっていく。野生種は、小さな装飾花がまばらな額縁状につくが、この“アナベル”は、装飾花が手まり状になり、花房は直径30cmにもなるという。
昨年ほとんどの紫陽花を植え替えた。そのため土壌がアルカリ性に傾いて「赤系統」の花が多くなった(色の変化の少ない“ヤマアジサイ”は青が多かったが)。来年はピートモスを加えて酸性を少しだけ強くしてみよう。
[ ほかにも 旬を迎える花が。。。 ]
「ニゲラ (クロタネソウ)」
ヨーロッパ原産のキンポウゲ科植物で、細い葉と、変わった花の形が特徴。青系の花色はよく目立つが、中庭では白い花ばかり増えている。株は直立し、葉には深く切れ込みが入る。
実は風船のように球状になり、この中には別名の通り黒いタネが入っている。種でよく増える。
毎年 中庭を占拠するホタルブクロ
「ホタルブクロ」 「ヤマホタルブクロ」
「八重咲きドクダミ」
おまけ (その1) 薔薇のアーチが、今年も未完
左側 「バレリーナ」 右側 「レッドカスケード」
今年の薔薇シリーズは、これでおしまい。中庭には四季咲きが多いが、この後の花はあまり期待していない。毎年のことだが、うまく夏を乗り越えられないからだ。それにしても、このアーチはいつになったら綺麗なアーチになるのだろう。左半分のバレリーナが育ってくれない。
おまけ (その2) いただきました“カリンズ”
フサスグリの果実は多汁で酸味が強い。ジャムにするとペクチンが多いのでグミやゼリーのようになる。本来は種を取ってからジャムにするらしいが、取らないでそのままジャムにした。すっぱみがあって、美味しい。
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