雪どけを待ちわびたように花が一輪
中庭 2月2日 今年に入って2~3回の降雪で30cmほど覆われた中庭に、1月末頃になって暖かな陽射しが射し込む。まもなく“立春”。まだ春は遠~い先のことだろうと思うが、暖かな日を浴びるとせっかちな草花は花を広げてしまう(花のバック白色は雪)。この花はなんだろう・・・・・?
オウレン
今年の “初見え山野草” はこの花。まだ周りに雪があっても、一輪だけ開き始めた。花はオウレンの両性花のようだ(雌しべと雄しべが揃っている)。
*** 中庭で春を待ちわびる ・・ 花たち ・・ ***
??~ ブンブクチャガマ ~??
まだ蕾はしっかりと 閉じている。
コシノカンアオイ
中庭では山茶花や椿の下に群生していて、毎年花がたくさん咲く。まだ堅~い蕾で、春を待っている。
中庭にすこ~し陽射しが射し込むと ・・・ 山野草の蕾が少しだけ開く。
でも、本格的な春ではないとわかると ・・・・・ またしぼんでしまう。
2月の中庭 ・・・・・ 続きをご覧ください
洋 蘭
久しぶりに蕾が4個上がってきている。
パフィオペディラム
知り合いにいただいたもので品種名はわからない。今年で10年位になるのだろうか、ほとんど植え替えをしていない。一鉢に10個くらいの花を付けてくれた時もある。昨年は0で、今年は4個の花。他にシンビジウムなどの洋蘭もあるが、まだ蕾は堅い。
ユキワリソウ
雪が降るたびに、雪に埋もれて雪の下になる。すこ~し開いた蕾がまた閉じてしまう。それでも、地面を覆う雪がきえるて陽が当たると蕾の中からピンクやブルーの萼片(花弁状に見える)が覗く。
ユキワリソウ
やっとここまで開いた。背景の白色は中庭に積もっている雪。まさに、“雪割草” だ。これらの花の青スキー名称はオオミスミソウ。スプリング・エフェメラル(春のはかない妖精 ~早春季植物~ )と呼ばれる。
シクラメン ~ピエーノ~
シクラメンはサクラソウ科の球根植物。育てて3~4年目になっている。植え替えを一度もしていないので、鉢の中で “球根” が増えてしまって、花柄がバラバラに伸びてきている。そのためか、花の時期が揃わず、昨年暮れから咲きはじめたものの、未だに蕾が上がってきている。しかも、鉢の端の部分からも上がってきていて葉を組み直すのが一苦労。
クリスマスローズは ・・・・・ これからが楽しみ ・・・・・
この花はダブルで糸ピコティーが気に入っていたのだが・・・・・どうなるか。
赤色系のシングル咲きは花数が多いが、残念ながら花が小さいようだ。
種が育ち始めた原種系有茎種 ~ ヘレボルス・アーグチフォリウス ~
黄白色の萼片・緑のネクター・葉に斑が入る(撮影:2016.11.15)
この品種は有茎種(立ち上がった茎に葉をつけ、頂部に花を咲かせる)クリスマスローズ。昨年11月頃から咲き始めている。
一重咲き・赤いネクター ~ヒミコ~
“ヒミコ(卑弥呼)” と言う名が気に入っているが、その名の由来が赤いネクターにあるようだ。この株は今年も順調に育っている。まもなく花が開いてくる。中の赤いネクターが見えてくるのを楽しみにしている。
2月に入ったとはいえ、今日(1日)は午前中少しだけ陽が当たったのに、お昼頃には雨。そして夕方頃から風が強まり始めた。今晩は雪になるだろう。
中庭の雪割草や一輪草などの山野草、クリスマスローズなどの鉢植え草花も、また雪に埋まるかもしれない。でも、立春を過ぎると三寒四温となって、綺麗な花をつけてくれるだろうと期待している。
・・・・・ もうすこし 春を待とう ・・・・・
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