- 旬の広場
モミジの “紅葉” と “黄葉”
やはり、紅葉には 青い空が似合う
でも、光の当たらない下の方の葉は・・・黄葉に(赤と黄色の間がいい!)
空を見上げると鮮やかさが増す
(縁側のガラクタは見ないでください)
このあたりの葉は、1日経つと随分と色が変わる。この色は見飽きない!
紅葉のモミジ & 黄葉のモミジ
中庭にはモミジの木が3本ある。上の2本は同じ品種だと思うが、秋の色が異なるところがおもしろい。右のモミジは、今まで赤くはならなかったし、カミキリムシの被害に遭っているせいか葉の付きが少ない。
左のモミジが被害に遭って、上の方は葉のつきが非常に悪い。
でも、うまくごまかして撮るといい感じ
赤の手前に黄色をいれて撮ると眺めがいい
3本目のモミジ ・・・ 秋は真っ赤にならないうちに落葉
このモミジ 春は真っ赤になるのに、秋には黄葉止まり(春先の様子は写真下)
そのモミジは「ヤシオモミジ」 (4月18日撮影)
ーーーーー 紅葉・黄葉 の仕組み(続) ーーーーー
コマユミの紅葉している葉をよく見ると、黄色い部分がある
葉と葉の重なっている部分、下の方の葉が黄色く残っている
実の陰になっている部分黄色く残っている
モミジの葉も全体に赤くなっているのに、黄色い部分がクッキリと残っている
左:中央の重なっている葉を → → 右:外してみると、重なっていた部分が葉黄色く残っている
紅葉 & 黄葉 紅葉や黄葉は葉に離層ができることと、クロロフィルの分解やアントシアンの生成に関係している。銀杏の葉は黄葉するが、モミジの葉は黄葉してから紅葉する。いったんクロロフィルが分解されてカロチロイドの黄色が目立ち、その後アントシアンができて赤くなる。その際、アントシアンができるために日光が必要なのだという(NHKのある日のTV解説から)。葉が重なっていると、その部分は日光が当たらない。上の写真のように日陰になった部分が黄色(緑色)のまま残る。また葉がたくさん繁っている枝は、外側が真っ赤になっても日光の差し込まない内側は黄色が残ってしまう。その結果、山々の紅葉は黄色や橙色、そして赤色(更に常緑樹の緑)が混ざった見事な景色となる。 |
自然の妙だ !!
----- 山 茶 花 -----
紅葉 & 山茶花の緑の葉 と 白・ピンクの花
この山茶花の花(色が大好きな花、昨年は剪定が悪かったのか僅かしか咲かなかった)
紅葉は 「ヒメシャラ」 咲いている山茶花は 「ヤマトフジ」
ピンク一色の山茶花も今が満開
白地にピンクの縁取りの山茶花は旬を過ぎている
白一色はこれからが見頃に
この品種は寒さに大変弱く、花びらがすぐの茶色になる。寒さに向かう時期の花としては問題!
「ヤマトフジ」の隣にある「寒椿」が、一輪咲いた。
「寒椿」は、椿ではなく山茶花に近い品種 例年もっと後で咲くのに、今年はなぜか早い
まもなく 雪が降る という前触れか!
ご訪問ありがとうございました